2014年8月5日17:37
楽天銀行は、2014年8月5日から、日本で初めてFacebookを利用した送金サービス「Facebookで送金」を開始すると発表した。
「Facebookで送金」は、「楽天銀行アプリ」から楽天銀行の口座にログインした後、「楽天銀行アプリ」内のFacebookの友達リストから送金したい相手を選択し、金額を入力するだけで送金が可能だ。送金人は受取人の口座情報がなくてもアプリ上から送金手続きができ、送金人と受取人のみに閲覧が限定された投稿(タイムライン/ニュースフィード)によって送金通知がされる。送金可能な通貨は円貨のみとなる。
「Facebookで送金」は、楽天銀行に口座を保持していない人への送金も可能だ。受取人はFacebook上に届いた送金通知に記載されているURLにアクセスし、受け取り口座を指定するだけで、入金手続きが完了する。
送金者は、送金時にメッセージ(最大50字まで)を添えることができる。事務的な銀行振込とは違い、メッセージを加えることで、新たなコミュニケーションツールとして、イベントなどの参加費の事前徴収、友達への支払い、食事会や旅行の精算で活用できるという。
なお、費用については、Facebookアカウントを連携済みの楽天銀行口座への送金は送金手数料が無料となる。同行口座宛でも受取人がFacebookアカウントを未連携の場合または他行口座宛の場合は、送金手数料は1件165円となる。
楽天銀行では、「楽天銀行アプリ」より2014年9月4日までに楽天銀行口座を開設し、Facebookアカウントと連携した人に、楽天スーパーポイント200ポイントをもれなくプレゼントするキャンペーンを実施する。また、「Facebookで送金」ではじめての送金先に対して送金手続きをした回数に応じて、送金手数料を後日現金でキャッシュバックするそうだ(最大5件まで)。