2014年8月19日12:58
三井住友銀行は、2014年8月18日から、大手行では初めてとなる新規口座開設時のキャッシュカードの即時発行を開始した。まずは27店舗で取り扱いを開始し、今年度中には国内全店で取扱いを行うそうだ。
三井住友銀行では従来、店頭でキャッシュカードの新規発行手続きを行った場合、郵送となるため、利用者に届くまで1週間から10日程度の時間を要していたが、同サービス導入により、その場でキャッシュカードを渡すことが可能になる。また、生体認証機能の希望者は、その場で同時に指の静脈パターン(生体認証情報)を登録できるようになった。
今回の「キャッシュカードの即時発行」において、日本電気は、サービスを提供するためのシステム全体の構築及びカード発行操作用のタブレット端末の提供を担当し、凸版印刷は主にカード発行機、ソフトウェアの開発を担当しているそうだ。
なお、三井住友銀行では、紛失や破損等に伴うキャッシュカードの再発行を2012年2月より、一部店舗にて実施している。