2014年9月10日16:00
アプリックスIPホールディングスは、BeaconとNFCを組み合わせることにより、決済システムと位置情報サービスの連携を可能にする「MyBeacon with NFC」を開発したと発表した。
アプリックスでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の卒業生が2005年に設立したZeemote社が2009年にアプリックスグループの一員となり、同社がこれまでの約10年間に蓄積してきた近距離無線技術とアプリックス本社内に設置した無線試験機器や電波暗室などの専門設備を活用した研究開発活動により、Beaconに使われているBluetooth Low Energyの無線方式と非接触型ICカードの無線方式のNFCを共存させる製品の開発を進めてきたが、このほどBeaconやNFCなどに対応した各種端末での動作などの技術を行い、製品として発売していくことになったそうだ。
BeaconとNFCを組み合わせることにより、アプリックスのMyBeaconシリーズを活用して利用者の動向把握や、売り場内の商品案内などの位置情報サービスから商品の決済までを一気通貫で完結させることが可能となる。