2010年8月10日 17:51
IC カード「nimoca」を運営するニモカは、大分・別府都市圏の一般路線バスでもnimocaが利用できるようになると発表した。今年12月から大分交通、大分バスの両社が大分市周辺で運行する一般路線バス約250台に導入し、来年度までには亀の井バスも含めた3社で約440台のバスに拡大する予定だ。
大分・別府都市圏エリアでは、大分ICカード開発を中心として運用するnimocaシステムの愛称を「めじろんnimoca」とする。また、サービス開始にあわせて大分オリジナルデザインのカードを発売するという。大分県応援団“鳥”(だんちょう)として親しまれている「めじろん」と、nimocaキャラクターの「フェレット」を組み合わせたデザインとなる。
今回の導入により、既存のnimocaエリアおよび相互利用エリア(JR 九州「SUGOCA」・福岡市営地下鉄「はやかけん」・JR 東日本「Suica」エリア)に加え、大分・別府都市圏の一般路線バスの利用が可能となることで、ニモカでは顧客の利便性が高まると期待している。