2014年11月15日9:00
2014年の後半に入り、米国では決済代行会社への投資が相次いでいる。Eコマースが好調で、まだネットショップを運営していない小売が、今後オンラインへ進出する可能性が高いからだ。
10月には決済代行のクレドラックス(Credorax)が4,000万ドル(44億円)を調達。11月に入ってからブルースナップ(Bluesnap)が5,000万ドル(55億円)を調達した。
ブルースナップはグロースファンディング。すでに全世界180カ国で、110種類の決済方法、60通貨、29種類の言語に対応したサービスを提供している。
全世界には70億台のモバイル機器が利用されているが、米国のマーチャントでグローバルなオンライン販売をしているところはまだ少ない。73%は未対応だという。
モバイルの普及で、オンラインショッピングは全世界へと拡大する。ここに投資家は目をつけている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。