2014年12月16日23:25
イオンと大阪市は、包括連携協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと大阪市が緊密な相互連携と、協働による活動を推進し、地域のさまざまな課題に迅速かつ適切に対応し、市民サービスの向上、地域の一層の活性化を図ることとなる。
同協定により、両者では、市民の安全及び地域振興、男女共同参画及び消費生活に関することなど、5項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めるという。同協定の取り組みの第一弾として、イオンは12月12日から、「すきやねん大阪WAON」を発行。表面には大阪のシンボルである通天閣や大阪城、大阪名物のたこ焼き、お好み焼き、串かつなどのイラストをデザインし、裏面には日本三大祭りの1つで、水都大阪を代表する夏祭り「天神祭」船渡御をあしらった。
イオンは、全国のWAON加盟店で同カードを使って支払われた金額の一部を、大阪市が推進する「大阪を元気にする市民活動支援の取り組み」の支援に寄付するという。
なお、同カードは、近畿エリアの総合スーパーの「イオン」「ダイエー」や、スーパーマーケット「KOHYO」「グルメシティ」、光洋の運営する「マックスバリュ」など、155店舗で販売をスタートし、その後全国に順次拡大する予定だ。カード販売目標は初年度3万枚となっている。