2010年8月22日9:00
個人信用情報センター大手のエクスペリアンは、米国主要都市20カ所のクレジットカードトレンドを調査した。
新規クレジットカードの契約者数は3年前にくらべ26%も少なくなっていることがわかった。クレジットカードの人気がなくなってきているのか、それともカード会社が審査を厳しくしているのか。
ほとんどの都市で、小売店だけで使えるハウスクレジットカードより、国際ブランドつきのクレジットカードの新規契約者数のほうが多いこともわかった。
新規クレジットカード契約者数がもっとも多い都市は、ニューヨークで3.77枚だった。2位はピッツバーグで3.60枚、3位はボストンで3.49枚。逆にもっとも少なかったのがフェニックスで2.78枚だった。
カードのリボルビング残高でみると、もっとも多かったのがアトランタの6,753ドル。逆にサンフランシスコは5,323ドル、ヒューストン5,328ドルでリボルビング残高は低かった。ニューヨークのリボルビング残高は5,713ドルで、意外と低かった。
クレジットカードの利用状況で都市模様がわかる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。