国立科学博物館が寄付会員募集に「寄付金クラウド」導入(さくら情報システム)

2015年6月8日14:32

さくら情報システムは、独立行政法人国立科学博物館の「自然史標本の保存・修復・活用に関する研究部門」の会員募集に際し、Web上の申込から決済までを完了できる「寄付金クラウド」を提供したと発表した。国立科学博物館としては初めてのインターネットを使ったクレジットカード決済での寄付会員の募集となる。

国立科学博物館では、遺伝資源としての活用など、自然史標本の保存・修復・活用に関する科学の推進が喫緊の課題となっており、入会手続きの利便性を高め、寄付研究部門の財務基盤を確かなものにすることにより、より充実した研究成果に繋げることを目指しているという。このほど、国立科学博物館の「寄付のお願い 寄付研究部門」のページから寄付会員の入会手続きを行い、会員費はクレジットカード決済で行うことが可能となった。

「寄付金クラウド」は、Webで寄付金の申込をできるほか、最大8種類の決済方法から希望する方法を選択することができるという。また入金管理、突合作業、礼状・領収書作成といった寄付金管理に必要な機能をクラウドサービスでサポートしている。さらに、寄付金の募集(寄付候補者管理・寄付金募集趣意書の作成)、お礼状の送付作業などのアウトソーシングサービス提供により、業務効率化を支援するそうだ。

なお、決済機能はSMBCファイナンスサービスが提供する決済ステーションの機能を利用している。

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