2015年度データ漏洩/侵害調査報告書の日本語完全版を公開(ベライゾン)

2015年7月15日11:57

ベライゾンジャパン合同会社は、2015年6月10日に発表した「2015年度データ漏洩/侵害調査報告書(略称:DBIR)」の日本語版エグゼクティブサマリー(要約版)に続き、日本語完全版の公開を7月15日より開始した。

2015年度データ漏洩/侵害調査報告書の日本語完全版のイメージ(出典:ベライゾンジャパン)
2015年度データ漏洩/侵害調査報告書の日本語完全版のイメージ(出典:ベライゾンジャパン)

回で8年目の発行となる「2015年度データ漏洩/侵害調査報告書」は、ベライゾンを含む世界中の70の組織から提供された約8万件のセキュリティインシデントおよびデータ侵害が確認された2,100件以上の情報を分析して作成されたグローバルな調査報告書となる。ベライゾンでは10年以上にわたって発生した8,000件以上の侵害と約19万5,000件のセキュリティインシデントを収集・記録してきた。

本年度版では、新しいセキュリティ侵害の推定コストの評価モデルが提示された。これは、実際のサイバー損害賠償補償保険金の実際の請求金額情報を分析し、漏洩したデータのタイプと総数によって影響度を評価し、窃取されたデータ(クレジットカード番号、医療記録など)の被害額の範囲を示したものとなる。

同報告書の日本語完全版の他、製造業界と金融業界向けの業種別脅威分析レポートも公開している。

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