2016年2月24日10:50
三菱UFJニコスはこのほど、横浜ダイヤビルマネジメントと提携し、同社運営のショッピングセンター「横浜ベイクォーター」に、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」を導入、2016年2月24日に同施設各テナントでその取り扱いをスタートした。
同社は著しく増加している訪日外国人へのサービス拡充(インバウンド施策)に注力しており、このほど「横浜ベイクォーター」の各テナント(ファッション、雑貨、インテリア、レストラン、カフェ等)約100店に、外貨建てによるカード決済サービスの導入を決めたという。
「DCC決済サービス」は、日本国内において海外発行カード(VisaとMasterCard)による外貨建てでの決済を可能とする仕組みで、三菱UFJニコス運用のクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」導入加盟店で利用可能だ。これにより、訪日外国人は店頭で「自国通貨建て」での支払いを選べば、為替変動を心配することなく、支払い金額を確定できる。
なお、対応通貨は、米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポール・ドル、英ポンド、タイ・バーツ、カナダ・ドル、マレーシア・リンギット、ベトナム・ドン、ロシア・ルーブル、スイス・フラン、インド・ルピー、フィリピン・ペソ、インドネシア・ルピア、スウェーデン・クローナ、UAE・ディルハムの19通貨となっている。