2016年5月17日14:17
三越伊勢丹ホールディングスと野村不動産ホールディングスは、両社が2015年10月23日付で締結した「包括的業務提携に向けた合意書」に基づき、このほど業務提携の第1弾として、エムアイカードと野村不動産による「野村不動産グループカスタマークラブゴールドカード」を発行することを決定した。同カードの国際ブランドはVisaを付帯しており、年会費は1万2,700円(税抜)となっている。
「野村不動産グループカスタマークラブ」は、野村不動産グループ(野村不動産・野村不動産アーバンネット・野村不動産パートナーズ・野村不動産リフォーム)のサービス利用者を対象とする会員組織で、会員数は8万人(2016年4月時点)を超える。同クラブ会員を対象に野村不動産グループカスタマークラブゴールドカードを発行する。
「野村不動産グループカスタマークラブゴールドカード」は、不動産業界と百貨店業界が提携・発行する初のカードとなり、両社のサービスを幅広くカバーするという。
具体的には、①野村不動産グループとの取引(仲介利用、リフォーム利用、インテリア購入等)に対して、エムアイポイントを付与(2017年4月より導入予定)、②月々の管理費、修繕積立金、駐車場料金等をカード決済可能としエムアイポイントを付与(2018年4月引き渡し物件より導入予定)、③三越伊勢丹グループ百貨店での前年の年間買い上げ金額に応じて、買い物金額に対して5%・8%・10%のエムアイポイントを付与、④貯まったエムアイポイントを、通常の三越伊勢丹グループが発行するゴールドカードより優遇したレートでJALマイルに交換可能――といった特典を有している。