2016年6月3日9:00
2015年、英国の主流決済は現金だった。取扱件数比率で45%。ついでデビットカードが27%、口座引落が10%、クレジットカードが7%とつづく。
では10年後の2025年はどうか。ペイメンツUKの予測によると、トップはデビットカードで現金を抜く。デビットカードの取扱件数比率は42%。いっぽう現金比率は27%と大きく後退する。
3位は口座引落で19%、クレジットカードは4位で9%となる。デビットカードとクレジットカードを合わせると51%となり、カードが過半を占める。
デビットカードが現金を追い抜くのは2021年になる見込み。デビットカードは英国人の日常生活に密着した決済になっている。日本ではデビットカード利用は微弱で、現金が幅を利かせている。