2016年5月26日9:00
米国では2015年10月からICカード対応が義務づけられたが、その支払いの手間と時間でマーチャントと消費者の両方からクレームの嵐が巻き上がっている。
マーケティング会社Walker Sands Communicationsの2016年3月調査によると、「処理時間が遅い」という不満をもっている消費者が、約6割(57.8%)もいることがわかった。
レジ係がまちがった教育を受けている、というクレームが第2位(51.1%)。カード読取に何回もかかった、が第3位(45.6%)だった。カードリーダが凍結した(31.1%)、否決された(17.8%)とつづく。
マーチャントと消費者の両方からのクレームが多いICカード決済。日本はこれから本格的にICカード対応が進む。クレームの嵐が吹き荒れないことを望むばかりである。NFC非接触決済の方が断然スピーディで、しかも安全だ。