2016年6月1日13:54
全日空商事は、電子マネーを組み合わせて贈れるマルチギフトサービス「選べるe-GIFT(イーギフト)」において、法人の利便性向上を目的とした、新しいオンデマンドサービスを2016年6月より提供開始する。今回提供開始するのは、「カード後有効化(あとゆうこうか)サービス」、「オンデマンド納品サービス」、「システム接続サービス」となる。
「カード後有効化サービス」は、有効化されていない「選べるe-GIFT」(カードタイプ)を事前に法人に納品し、法人の利用者自身が必要な時に、必要な数量を同社が提供する管理画面を通して、有効化処理を行うことができるサービスとなる。
一般的には、必要と想定される数量のギフト券を事前購入して、金庫などで保管したり、残ったギフト券を再度保管する等の管理リスクが発生していたが、「カード後有効化サービス」によりそれらを解消することが可能になった。
「オンデマンド納品サービス」は、法人が専用の管理画面より「選べるe-GIFT」のデジタルタイプを発注することでで、リアルタイムでの納品を可能にするサービスとなる。従来は、発注を受けてから同社が納品するまで、デジタルタイプでは2~3営業日かかっていたが、同サービスにより、リアルタイム納品を実現。また、必要なときに必要な分だけ利用できるため、在庫管理の面でもメリットがあるそうだ。
「システム接続サービス」は、法人のシステムと「選べるe-GIFT」のシステムを接続することで、リアルタイムで「選べるe-GIFT」を発券することが可能だ。主にポイント交換で利用する法人向けに「オンデマンド納品サービス」をベースに開発し、同サービスのように、リアルタイム納品が特長となる。
同サービスは、2016年2月より、ニフティで先行導入。ニフティが展開するポイントサービス「わくわくコイン」の交換で活用されている。