2016年7月7日22:26
オリエントコーポレーション(オリコ)は、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)を発起人として結成された「地方創生・観光プロモーションコンソーシアム」に2016 年7月より参画すると発表した。この「地方創生・観光プロモーションコンソーシアム」は、自治体・観光協会と連携して、魅力ある優れた観光資源を国内外に発信するなど、地方創生・心豊かな生活に寄与することを目的に2016年3月1日に結成された企業団体となる。各参加企業の商品・サービス、知見、ノウハウなどの経営資源を集約・整理・融合させ、地域経済の活性化に向け後押しすることを目指し、勉強会や自治体・観光協会とのセッション、インバウンドセミナーの開催等の各種活動を展開している。
同コンソーシアムの会員企業数は、結成時の13社から2016年7月1日現在で23社まで拡大。オリコは、主にクレジットカード事業を通じて地域経済への貢献を目指し、自治体や他企業と連携したさまざまな取り組みを行っているそうだ。
まず、各地の自治体とタイアップし、地域の特産物を景品としたクレジットカード利用キャンペーンを実施。クレジットカード決済による納付の利便性を訴求している(タイアップ自治体数:26自治体/2016年6月現在)。
また、スーパーやドラッグストアなど、地域の人々が日常的に利用する地場企業・店舗とタイアップし、売上拡大策として、クレジットカード決済にて抽選で各種商品を進呈するキャンペーンを実施している(タイアップ企業のべ22社/2016年6月現在)。
同コンソーシアムへの参画により、オリコはこれらの取り組みの進化を図るとともに、①非接触型カード決済端末設置によるインフラ整備、②クレジットカード、プリペイドカード等によるキャッシュレス決済市場への対応、③オリコカード会員を観光エリアに送客する施策の企画――等を行うという。