2016年9月4日9:00
カジュアル衣料のエディバウアーは、顧客情報がハッキングされたと発表した。米国では2014年、ターゲットやホームデポなどの顧客情報が大量にハッキングされ社会問題になったが、いまだに収束をみていない。
エディバウアーのPOSシステムに仕掛けられたマルウェアで、顧客のカード情報をハッキングされた。期間は2016年1月2日から7月17日までの不定期な日時。
このマルウェアは全米のホテルやレストラン、小売流通などに仕掛けられたものと同じものだと判明した。
エディバウアーは現在FBIとともに被害状況を把握しているという。その上で、セキュリティ対策を強化する方針だ。もっと事前に対策を講じられたはずなのだが、多くの小売流通やホテルチェーンなどは後手後手に回っている。
うちは大丈夫、という過信が、せっかく築いた顧客との絆を断ち切ってしまう。