2016年12月15日9:00
スクエアがバーチャルカードをリリースしたのが2016年9月。そして12月6日、そのバーチャルカードをApple Payで利用できるようにした。
スクエアはSquare Cashという送金サービスを提供している。ペイパルのVenmoに対抗するサービスだ。このサービスを実現するため、スクエアはプリペイド口座システムを構築。口座間の資金振替で簡単に送金できるようにした。
スクエア口座に受取った資金はどうするか。当初は自分の銀行口座へ払い出すか、その資金をまた違う相手に送金するしかなかった。そこで考えたのがバーチャルカード。オンラインでのショッピングに口座資金を使えるようにした。
そして今回、インストアでも利用できるようApple Pay対応したというわけだ。Square Cash利用者は、Apple Payが利用できる店舗ならモバイルNFC非接触決済で、簡単にショッピングできる。
プラスチックカードを発行せずとも、バーチャルカードでApple Pay利用ができるようになったのだ。カード会社はこれによって、カード発行コストを大幅に下げることができる。