2017年1月19日20:50
NTTデータは、しんきん共同システムを利用している全国の信用金庫向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を、2017年9月をめどに提供開始すると発表した。
信用金庫が同サービスを導入することで、信用金庫の顧客は、インターネットバンキングの申し込み手続きを行うことなくスマートフォンからリアルタイムで残高や入出金明細の確認ができるほか、入出金等の残高変動の知らせを指定のタイミングで受けることが可能となる。
また、信用金庫は顧客の位置情報を活用し、位置連動型プッシュ通知などを行うことができ、地域に密着した信用金庫ならではのキャンペーンや告知を最適なタイミングで配信することが可能となる。
ファーストユーザーとして、浜松信用金庫、瀬戸信用金庫、碧海信用金庫、福岡ひびき信用金庫が導入を予定しており、他にも複数の信用金庫が導入を検討しているそうだ。
NTTデータでは安価かつ短期間に提供できる体制を整備し、信用金庫と顧客をつなぐポータルアプリとしてFinTech企業等とも連携してサービス内容を拡充しながら5年間で80以上の信用金庫への提供を目指す。