2022年6月21日19:30
NTTデータ、インフキュリオンは、十六銀行とともに、恵那市プレミアム付き商品券事業において、2022年8月より地域振興券電子化ウォレットサービスを提供すると発表した。NTTデータとインフキュリオンは同サービスにおけるシステム提供を担う。同事業での電子商品券の取り扱いは初めての事例となる。
同サービスはこれまで紙で取り扱っていた地域振興券を電子化するキャッシュレスサービスだ。利用者はクレジットカードなどを使ったチャージに加えて、銀行口座から直接残高をチャージし、スマートフォンで支払いまでを完結できる。
同サービスはNTTデータの培ってきた銀行業界における実績と、インフキュリオンが提供するサービス「ウォレットステーション」を掛け合わせたBaaS基盤を活用した地域通貨/プレミアム商品券電子化ウォレットサービスとなる。クレジットカード決済に加え、銀行勘定系システムとの連携により、銀行口座からのプレミアム付き地域商品券への直接チャージを可能とする。銀行勘定系システムとの連携手段は、Bank Pay(バンクペイ)による接続を予定しており、勘定系に対する特別な改造は不要だという。同仕組みを活用して、十六銀行とともに令和4年度恵那市プレミアム付き商品券事業における電子商品券サービスを提供する。
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ペイメントナビ編集部
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