2017年3月29日16:03
クレディセゾンは、クレジットカード会員への「健康」プラットフォームの提供を目的とし、健康管理ゲノム情報の提供事業を行うP5(ピーファイブ)へ出資したと発表した。
日本では4人に1人が 65 歳以上となる「超高齢化社会」を迎え、社会保障費の増大は社会問題化している。特に国民医療費の削減は喫緊の課題となっており、解決するためにはシニア層の健康管理が重要・不可欠なものとなってきている。このような背景の下、自らの責任において健康状況を正しく認識し、自らが健康意識を向上させ罹患予防を行っていく必要があるそうだ。
ゲノム情報提供事業者の多くは、検査による情報提供までがほとんどだったが、クレディセゾンが出資するP5では、医療機関と提携し、日本で初めてゲノム検査のみにとどまらず、検査結果で判明した可能性のある病気に罹患するリスクに対して、自らが健康管理をし、必要に応じて医師による指導から治療までをフォローアップする、一気通貫したプラットフォームを提供している。
P5のサービスは東京医科歯科大学との連携によるサービスとなっており、シニア層、とりわけアクティブシニア層の健康サポートに、大きく効果を発揮するものと期待している。