2015年6月1日11:48
クレディセゾンは、国内でサービスを展開するシード・アーリーステージのベンチャー企業に投資を行う「株式会社セゾン・ ベンチャーズ」を設立したと発表した。クレディセゾン100%子会社で、代表取締役社長には、クレディセゾン ネット事業部長 兼 インキュベーション部長の三浦義昭氏が就任。取締役には、磯部泰之氏、根岸正樹氏、鈴木政隆氏、監査役に栗田武治氏が名を連ねる。
近年、消費者の支払い手段の多様化・高度化が進んでおり、キャッシュレス社会の実現を目指す同社にとって、有望なベンチャー企業との協業を通じたオープンイノベーションの重要性はますます高まっている。そのような状況の中、同社は、これまでも積極的に金融・決済関連分野を中心としたベンチャー企業への投資および協業を行ってきたが、今後、さらに先進的・革新的なサービスや技術を創り出していく創業間もないシード・アーリーステージのベンチャー企業との取り組み強化を目的に、このほど「セゾン・ベンチャーズ」を設立した。
クレディセゾンは、30年以上にわたりクレジットカードビジネスにおいて培ったリテールファイナンスのノウハウとグループ3,500万人の顧客基盤、商品・サービス、提携パートナーといった資産を活用し、投資先ベンチャー企業の成長を支えるサポートを行う。
今後は、クレジットカードをはじめとするさまざまな決済サービスの提供、リース事業やファイナンス事業などノンバンクビジネスの強化、ネットビジネスを通じたフィービジネスの拡大、ASEAN 諸国への本格的な参入など、持続的な成長を実現するための基盤構築に向け、ベンチャー企業との連携をより一層強化し、新たな収益源を確立していきたいとしている。