2017年4月5日18:49
リクルートライフスタイルは、同社が提供する訪日外国人を呼び込む決済サービス「モバイル決済 for Airレジ」において、2017年夏ごろに新たに仮想通貨「ビットコイン」の決済に対応すると発表した。
「モバイル決済 for Airレジ」は、「Alipay:(支付宝:アリペイ)」や「LINE Pay」の決済サービスに対応しており、QRコードを読み込むと決済が完了する。これまでに商業施設や飲食店、ドラッグストアなどさまざまな店舗に導入されている。
リクルートライフスタイルは、「ビットコイン」取引所を運営するコインチェックと、デジタルガレージの子会社で決済事業を手がけるベリトランスおよびイーコンテクストと連携し、2017年夏頃に『モバイル決済 for Airレジ』にて「ビットコイン」決済に対応予定だ。
「ビットコイン」は、インターネット上でやり取りされる仮想通貨。世界では欧米を中心に利用者数が1,300万人以上、対応店舗数は世界で10万店舗以上となっている。現在、世界にはさまざまな「ビットコイン」ウォレットアプリがあるが、リクルートライフスタイルではこれらの全アプリでの決済に「モバイル決済 for Airレジ」は対応することができるとしている。また、「ビットコイン」決済を含む「モバイル決済 for Airレジ」を新規で利用する場合、店舗はiOS対応のスマートデバイスとインターネット環境を用意するだけで、初期費用は不要だ。さらに店舗は、売上を決済時のレートにしたがった日本円で受け取ることができるため、「ビットコイン」の価格変動リスクや為替リスクがないとしている。