2010年9月18日9:00
米国ではオンラインショッピングやゲームに、バーチャルギフトカードを使うことが浸透してきているようだ。ギフトカードなのでプリペイド決済が基本。
バーチャルカードはオンライン利用が主目的。カード発行者はカード番号や有効期限を発行するだけでいい。プラスチックカードを発行する必要はない。
ということで、カード発行会社はプリペイド決済のバーチャルカード加盟店開拓に注力している。
バーチャルカードに先鞭をつけたのは、ギフタンゴ(Giftango Corp.)。2005年の7月28日、アマゾンやJCペニー、ナイキなど有名加盟店35社との提携を発表したのだ。
対抗するキャッシュスター(CashStar)は、ホームデポやCVSファーマシーなどでバーチャルカードを導入した。
ファーストデータも負けられない。全米1,400カ所にアイスクリームパーラーを展開するコールドストーンクリーメリーズのFacebookアプリとしてバーチャルカードを発行している。
ギフタンゴの内部調査によると、消費者の70%強が加盟店がすすめるバーチャルカードを選んでいることがわかった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。