2017年5月12日11:47
セブン銀行は、口座を使わずに、企業から個人宛ての送金をセブン銀行ATMとセブン‐イレブンのレジで受取ることができる「現金受取サービス」を、2018年春を目途に開始すると発表した。
「現金受取サービス」は、ネット通販で購入した商品の返品により生じる返金や、シェアリングサービスの報酬支払などの個人宛の送金を、紙幣はセブン銀行ATMで、千円未満はセブン銀行ATMでのnanacoチャージもしくはセブン‐イレブンのレジで受取ることができるサービスとなる。
同サービスでは、個人の利用者は電子メール等で企業から送付される番号を、セブン銀行ATMに入力するだけで現金を受け取ることができるため、口座情報を企業に知らせる必要がないという。また、全国2万3,000台を超えるセブン銀行ATMで、原則24時間365日受け取ることができるので、利用者の都合に合わせた受け取りが可能だ。
企業においても、口座情報の管理が不要になるなど管理負担の軽減が図れるという。
同サービスは、返金や報酬の受取に加え、中古品売却代金、キャンペーン・懸賞金等の受取などの利用を見込んでいる。