2017年7月18日20:27
佐賀県は、2017年7月13日、若い世代のバス利用促進、中でも高校生のバス通学等を促進するため、バス利用の課題である運賃支払時の障害緩和等を目的として、佐賀県オリジナルデザインICカード「tsu-tsu-nimoca」を制作し、販売すると発表した。スタンダード、ブカツフルバージョンの2種を販売する。
対象は、佐賀県内の県立高等学校及び私立高等学校に在籍する高校生となり、販売価格は1枚2,000円(デポジット500円)。まずは、県内の高校生に対して優先予約販売し、9月中旬から下旬に、各高校において引き渡し予定だ。また、一般販売は10月以降を予定している。
なお、佐賀県では、地域公共交通を持続可能なものとするため、バス等公共交通の利用促進を図っており、2017年3月に、佐賀県地域公共交通網形成計画を策定し、公共交通の新規利用者を発掘しサービスを改善する取組を全県的に進めていくこととしている。