2017年9月8日9:00
金融サービスのチャットボット導入が増加している。証券会社のTD Ameritradeは、フェイスブックのメッセージングアプリMessengerを使ったチャットボットをはじめた。
株式売買をする顧客とコミュニケーションする自動応答プログラムである。株式市況や口座情報をボットがリアルタイムに教えてくれる。わざわざコールセンターに電話する必要はない。
TD AmeritradeのチャットボットはAIと機械学習を使ったもの。自然言語でメッセージをやり取りできるのが特徴だ。投資トピックスを開設した動画のコンテンツの配信もある。
チャットボットが完全な答えを返すまでには時間がかかる。回答できないとボットが判断した時には、これまでどおりコールセンターのスタッフが質問内容を引き継いで、回答してくれる。