2017年7月27日16:00
TOSEIは、2017年9月26日、マルチ決済「コインレスランドリー」のモデル店舗「TOSEI Laundry」を東中野にオープンした。
コインレスランドリーとは、従来のコインランドリーのように、洗濯機、乾燥機1台ごとにコインを投入するコインセレクターがなく、集中精算機により決済する方式となる。現金に加え、電子マネー、プリペイドカードでの決済のほか、領収書発行も可能だ。さらに、無人店舗の遠隔監視を行う機能や洗濯の終了を電話で通知してくれる機能も搭載。
なお、電子マネーは、nanaco、WAON、楽天Edy、iD、QUICPayに対応し、Suica、PASMO等の交通系電子マネーは来年度中に搭載の予定だ(電子マネーのチャージはできない)。また、プリペイドカードは2,000円(利用2,200円分)で販売。
設置されるランドリーも大中小と用途に合わせて選べ、大は6畳カーペット1枚、羽毛ふとんなら2枚まで入る大容量となるそうだ。
TOSEIでは、利用者の裾野を増やし、現在10%シェアであるコインランドリー利用者(全国平均 TOSEI調べ)をゆくゆくは30%にまで拡大したい狙いがある。同集中精算機と業務用全自動洗濯乾燥機の優位性を生かし、また新工場による生産能力のアップもあり、2017年は5,500台、2018年は9,000台、2019年下期は1万2,000台のクリーニング機器の販売を計画中だという(コインランドリーシェア2019年度40%目標)。