2017年10月22日9:00
ポーランドでは2018年から携帯電話に個人のIDカードを登録し、持ち運べるようになる。
これと同様のシステムはすでにオーストリアやエストニアで利用されている。
ポーランド政府は現行法の改正を準備中。警察などに提示を求められた際は、携帯電話のIDカードですむ。
この新システムは徐々に拡大する予定。運転免許証や車検証、学生証なども順次デジタル化して、モバイルで表示できるようにする計画だ。
ポーランドの人口は3,800万人。全国民のID情報はクラウドに格納される。携帯電話にはデータを残さない。
利用する際には、テキストメッセージで受け取るコードを入力する必要がある。セキュリティのためだ。2要素認証である。