2017年11月29日13:28
決済サービスプロバイダのゼウスは、国際基準のセキュリティ要件を満たした、Ingenico製EMV対応クレジットカード決済端末機「iWL250」の提供を2017年11月29日より開始したと発表した。
「iWL250」の決済時は、主要国際ブランドであるVisa、Mastercard、JCB、AMEX、Dinersに加え、ディスカバー、銀聯カード、デビットカードにも対応している。有線LANはもちろんWiFi接続が可能なため、店舗内やレストランにおけるテーブルチェックのようなレジ本体から離れた場所での利用のほか、タクシーや屋外でのイベント会場などで利用できる。
また、PINパッドを一体化したクラス最小・最軽量の仕様なため、スペースが限られている店舗をはじめ、移動を必要とする業種まで、さまざまな事業者のニーズに対応可能だ。さらに、レシートプリンターが内蔵されており、その場でのレシートが発行できる。
セキュリティ面では、磁気式カードのほか接触ICカードの決済にも対応しており、EMVやPCI PTSといった国際基準に準拠しているそうだ。
そのほか、加盟店はゼウスの売上管理画面を合わせて利用することで、継続的なクレジットカード決済も対応可能だ。ジムやサークルの会費・月額利用料等の回収時に、都度顧客に決済してもらう必要がないため、利便性の向上、未収金の発生防止につながるという。
また、アプリケーションの更新作業を端末上から行うことができるため、従来端末機のようなセンドバックは不要だ。事業者様は常に最新の機能を利用できる。