2018年6月15日7:00
NIPPON Tablet(ニッポンタブレット)は、福岡市主催の「福岡市実証実験フルサポート事業」の「キャッシュレス」に関する実証実験プロジェクトの事業者として採択されたと発表した。
福岡市では、「キャッシュレスFUKUOKA」を合言葉に、市と民間企業が一体となってキャッシュレス化に取り組み、市民や観光客にキャッシュレスの便利さを体感してもらう機会を増やすことによって、キャッシュレス化の促進と民間企業の参入加速を図るプロジェクトを行っている。
今回の「実証実験フルサポート事業」は、同プロジェクトの一環として行われるもので、AIやIoT等の先端技術を活用して社会課題の解決を図る実証実験を行う事業者を全国から募集、福岡市が各実証実験をサポートする取り組みとなるそうだ。事業には全国から多数の応募があり、審査の結果、ニッポンタブレットをはじめ全8社が採択された。採択された他7社は、LINE Payや楽天ペイ等の決済サービスを提供する事業者で、プラットフォームを提供する事業者として採択されたのは、ニッポンタブレットのみだという。
ニッポンタブレットでは、6月中にも実証実験を開始、福岡市内の屋台やタクシー、商業施設や商店街等でタブレットを使った決済サービスを提供していく予定で、福岡市におけるキャッシュレス化のさらなる進展と経済活性化、そして国際観光都市としての福岡市の魅力向上に貢献していきたいとしている。