2018年12月26日19:00
NIPPON Platformの100%子会社で、自治体や中小個人商店等を対象にキャッシュレス決済機能等を搭載したタブレット端末の無償レンタル事業を行うNIPPON Tablet(ニッポンタブレット)は、2018年12月25日に徳島県阿南市の四国八十八ヶ所霊場第二十二番札所の宗教法人平等寺と事業連携協定を締結した。四国霊場でスマホ決済(QRコード決済)を取り入れるのは、平等寺が初めての試みとなる。
徳島県阿南市の平等寺は、高野山真言宗の寺院として年間10万~20万人の巡礼者を迎えるという。昨今の外国人観光客や若者の巡礼者の増加に対応するため、キャッシュレスの実証実験実施を決定した。ニッポンタブレットは、スマートフォンによるキャッシュレス決済機能を搭載したタブレット端末を無料貸与し、お寺を訪れる人々が気軽にスマホ決済を体験できる機会を提供する。
これまで、四国霊場は拝観料が無料であることから、訪れる拝観者を統計データとして捉えることが難しい状況だったが、スマホ決済により、巡礼者の動向を売上データとして見える化することが可能になるそうだ。