2010年10月21日9:00
欧州でもっともポピュラーなオンラインゲーム専用カードといえば、ウイーンに本社を置くペイセイフカード(Paysafecard)。欧州では30万カ所の小売店頭で販売されている。
そのペイセイフカードが、いよいよ本格的に米国に進出することになった。提携するのはプリペイドカードで先陣を切るバンコープ(Bancorp Payment Solutions)だ。
ペイセイフカードは、匿名性を確保できるバウチャーで、券種は10ドル、25ドル、50ドル100ドルの4種。小売店頭で購入すると、16桁のPINコードが印字されたバウチャーがもらえる。
それを使ってオンラインゲームを楽しむという仕組み。国際ブランドがつかないハウスプリペイドだが、オンラインゲームでは大半のサイトで利用できる。
手数料がかからないのも魅力。ハウスカードなのでセキュリティも高い。匿名性のニーズは根強いようだ。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。