2019年1月31日19:00
札幌市場外市場商店街振興組合、NTT東日本、NTT コミュニケーションズ(NTT Com)、日本電信電話(NTT)は、飲食店におけるICTを活用した消費拡大と業務効率化に向けた共同実証実験を実施すると発表した。
同実証実験は、訪日外国人向けおもてなしとして、利用客の母国語でのメニュー提供や旬のおすすめメニューの紹介、QR決済を含めたさまざまな支払手段の提供により消費需要を取り込むとともに、店舗での注文取りや会計等の手間を軽減することにより、接客業務を効率化することを目的としている。
実施期間は、2019年2月1日から3月29日までとなる。実施店舗は、札幌市中央卸売市場 札幌場外市場における以下の飲食店のうめぇ堂、おもひで食堂、北のグルメ亭、共栄市場食堂、ヤン衆料理 北の漁場、大漁寿し 若駒、ラーメンひぐまとなる。
なお、同実証実験は「さっぽろ観光あいのりタクシー」の実証実験と連携する。利用客の目的地が札幌市中央卸売市場 札幌場外市場であった場合に、移動中に母国語でメニューを選んでもらう等によって、利用客に時間をより有効に使ってもらい、さらなる周遊促進や消費拡大、再訪意欲の向上を図るという。