2010年10月28日19:13
伊藤忠都市開発は10月28日、IC乗車券やおサイフケータイをマンション共用部のセキュリティキーとして使えるシステムを分譲マンション「クレヴィア越中島」に導入すると発表した。
居住者は宅配ロッカーを使って手持ちのIC乗車券を登録、メインエントランスや、駐輪場の入口などに設置されるカードリーダにIC乗車券をかざすことで、マンション共用部のセキュリティをスムーズに解除することができるという。紛失時には、24時間365日体制のフルタイムシステム管理センターに連絡することで、登録抹消手続きが行える。
また、鍵メーカーのGOALと連携し、同マンションに採用する住戸キーに、ICキーヘッドを組込むスキームを確立。ICキーヘッドとの併用利用を可能とした。FeliCaタイプのすべてのIC乗車券が使えること、無人でセキュリティキーの登録ができること、ICキーヘッドと併用可能なことの3点は日本初となる。さらに、別途登録することで、帰宅、来客、警報、着荷などを知らせるメールサービスも利用可能だ。例えば子供の帰宅や来訪者の画像などをメールで通知できる。クレヴィア越中島では、宅配ロッカーを利用した電動レンタサイクルも導入予定である。