2019年4月9日20:00
神戸市は、市内におけるキャッシュレス化の機運のさらなる向上を目的とした「キャッシュレス導入実証実験」を行うため、民間事業者主体による実証実験プロジェクトの募集を行い、楽天ペイメントを採択したと発表した。
キャッシュレス決済を市内集客観光施設(王子動物園、須磨水族園)や商店街・小売市場等へ試験的に導入し、消費者の利便性向上や事業者の業務効率化、観光客の回遊促進等を図る民間事業者主体による実証実験を行うという。実証実験については、神戸市がサポートを行い、実施後、その有効性や効果を検証する。
神戸市施設では、キャッシュレス化による業務効率の向上と施設間を連携させた回遊性の向上を検証する。また、民間施設では、完全キャッシュレス化を実現したノエビアスタジアムとの連携及びキャンペーンの実施等による回遊性の向上を検証するという。
なお、各実証実験プロジェクトの実施環境が整い次第、実証実験を順次開始(10月中旬までを予定だが各施設との協議により期間変更の場合もあり)。