2019年7月31日19:00
学校法人近畿大学と三井住友カード、三井住友銀行は、近畿大学内のキャッシュレス推進を目的に、2019年7月31日に、「包括的な連携と協力に関する協定書」を締結すると発表した。
近畿大学は、日本の大学に先駆けてプリペイド機能付き学生証の発行、入学金・授業料のクレジットカード決済導入などを行っている。このほど、このたび、三者の包括連携協定により、それぞれの持つ人材や知識・教育・研究などの資源を活用し、相互に協力することで、近畿大学内でのキャッシュレス決済の拡大をはじめ、キャッシュレス教育を通じたリテラシーの向上・アイデアソン実施による人材育成などに取り組むそうだ。
今後の取り組みとして、東大阪キャンパスの食堂・カフェ・売店などにて、クレジットカード・プリペイドカード・交通系電子マネーなどによるマルチ決済が可能となる。対応店舗は、食堂「Cafeteria November」、ラウンジ「KINDAI THE LOUNGE」、カフェ「英語村 e-cube」、「ALL DAY COFFEE」、「CNN Cafe」、「@KUDOS GREEN SIDE CAFE」、売店「フードコンビニ Plum」、「Mini Shop November」、書籍購買「ショップ Leaf」、旅行「トラベルセンターTRUNK」、PC「PC サポートセンターCLICK」となり、その他のキャンパスにおいても、順次キャッシュレス化を進めていく。
また、三井住友カードと三井住友銀行は、金融やITに関するノウハウや情報について、近畿大学の学生を対象としたセミナーの開催を予定している。
さらに、三井住友カードと近畿大学は、プリペイド機能付き学生証(非接触による決済)のリニューアルを検討していく。今後の三井住友カードと三井住友銀行によるキャッシュレスに関する新商品・サービス開発にあたり、近畿大学は、大学内での実証・実験や試験導入などの機会提供を検討していくそうだ。