仙台空港で空港受取型免税ECサービスの実証実験(東急/WAmazing)

2019年10月29日14:15

東急と、WAmazing、仙台国際空港は、WAmazingが提供する訪日外国人旅行者向けプラットフォームサービス「WAmazing」の会員を対象に、2019年10月29日から仙台空港で、 「空港受取型免税ECサービス」の実証実験を行うと発表した。

仙台空港の専用カウンター(東急/WAmazing)

同実証実験は、訪日前・訪日中の外国人旅行者を対象に、同サービス上で商品を消費税免税価格で販売し、購入した商品を、帰国時に仙台空港の専用カウンターで渡すサービスとなる。

同サービスでは、訪日外国人旅行者が、訪日前や訪日中に、専用のウェブサイトなどで宿泊施設や観光アクティビティ、訪日外国人旅行者向け交通フリーパスの予約・決済まで、ワンストップで行うことができるもの。同サービスではほかにも、専用アプリをダウンロードし、 旅行者が訪日前に無料の会員登録をすることで、日本滞在中に、15日間無料でインターネット通信が500MBまで使えるSIMカードを、日本の主要空港で受け取ることが可能だ。 主に台湾・香港・中国からの訪日外国人旅行者をターゲットとしており、現在26万人(2019年7月末時点)の会員を有している。

また、同実証実験では、 本サービスのWeChatミニプログラム「玩尽日本免税站」や、専用ウェブサイト上で新たに訪日外国人旅行者の購入品の上位を占める日本ブランドの化粧品類約200品を販売する。これまで訪日外国人旅行者にとって手間になっていた店舗ごとの免税手続きや購入した商品をホテルやロッカーに預け入れたり、手にしたまま観光する必要がなくなるとしている。

今後は菓子・食品といった地域産品など、日本でしか購入できない商品を中心に、段階的に他ジャンルの商品販売も検討し、日本での消費活性化も目指す。

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ペイメントナビ編集部

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