2020年1月29日8:00
ヴァレンシア、SMN、ジェイアール東日本企画、ソニーペイメントサービスは、これまで連携してきたデジタル・プロモーション事業の機能・品質と、導入・運用体制をより強化するため、共同出資により新会社「JAMテクノロジーズ株式会社」を2020年2月3日に設立すると発表した。
昨今のデジタルシフトはオンラインに留まることなく、消費者が対面で利用する商業施設や交通機関などのマーケットにおいてもデジタル化が進展し、キャッシュレス化の推進やMaaS(Mobility as a Service)などの取り組みも加速しているこういった取り組みにおいて、メディア展開から移動や決済などの行動をシームレスにつなぎ消費者の体験を豊かにするソリューションと、移動・決済を担う事業者への有効なデータ提供は不可欠となっており、デジタル化は業務効率化や販売促進などのサービス提供の前線での課題解決においても欠かせない手段となっている。
このような背景を受け、新会社では出資各社が保有するプロモーションや決済などの技術プラットフォームと、これらの活用にかかるノウハウを統合し、デジタル・メディア領域やデータ・マーケティング領域との連携を図りながら、迅速かつ柔軟なデジタル・プロモーションを社会に届けるという。
具体的には、出資各社のプラットフォームやクラウドサービスを組み合わせ、多種多様なデジタル・プロモーションのプロバイダーとしてサービス体制を提供する。また、オフラインにおけるサービス運用やカスタマーサポート機能や、さらに関係会社とのネットワークにより広告配信から分析業務までデジタルを活用したトータルなプロモーション環境の提供に努めていくそうだ。
なお、社名の由来は、既存の概念にとらわれることなく、様々な考えや価値観を混ぜ合わせ、化学反応的にさらに新しい価値を生み出し続けるテクノロジー集団になるという想いを込めて『JAM』という言葉に『Technologies』を加えたとしている。
ソニーペイメントサービス株式会社
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ペイメントナビ編集部
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