2022年3月3日18:25
ソニーペイメントサービスは、クレディセゾンのグループ会社である映画館等の集客施設向けオンラインチケット販売のSaaSサービスを自社開発・提供するモーションピクチャーとこのほど資本業務提携したと発表した。
同資本業務提携により、約3,600万人の顧客基盤とクレジットカードをはじめとした多様なサービスを提供するクレディセゾンと、高い技術力を背景に高機能なクラウド型予約販売管理サービスを提供するモーションピクチャー、および独自のネットワークと高いセキュリティでオンラインからオフラインまでさまざまな決済ソリューション提供するソニーペイメントサービスの3社が協業することにより、予約から決済、マーケティングまでをワンストップで提供するデジタルインフラを構築し、コト消費におけるリアルとデジタルを融合した新たな顧客体験を創出するという。
今回ソニーペイメントサービスの決済ソリューションも活用することで、コト消費の入り口となるオンラインからオフライン(現地)にいたる「予約」「販売」「決済」「入場管理」の各ビジネスプロセスを一気通貫のクラウド型デジタルインフラとして提供できることから、コロナ禍における来場者コントロール等による顧客体験の向上や、チケット販売等のバックエンド業務の効率化など、集客施設のDX(デジタルトランスフォーメーション)のサポートを行うという。
また、3社の連携により、紙のクーポンのデジタル化によるオフラインからオンラインまでの集客チャネルの拡充、クレディセゾンの顧客基盤を活用した送客、デジタル化により蓄積されるデータの活用など、集客施設へのマーケティングプラットフォームとしての機能も強化していく。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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