2020年3月27日18:30
クレディセゾンは、金融教育を強化し、全国の中高校生を対象に金融教育プログラム「出張授業~SAISONTEACHER~」の提供を開始した。
プリペイドカードや電子マネーの利用が拡大しキャッシュレス化が急速に進む中、子どもたちの金融トラブルが増加するなど、金銭感覚や道徳観念への影響が懸念されている。また、2022 年度より成人年齢の引き下げが予定され、学校教育を通じて子どもたちの「金融リテラシー」を高める必要性が指摘されている。
金融サービスを提供する同社では、これまで培ってきた金融に関する幅広い知識や経験を活かし、次世代を担う子どもたちへ向けた金融教育活動の一環として、全国の学校への出張授業を行う。同プログラムを通して、家庭や教育現場が抱える金融教育のニーズに応え、「金融に関する正しい知識」「金銭感覚」を身につけ「自立した消費者」として子どもたちを育成できるよう、教育現場をサポートしていくという。
具体的には、「金融の基礎知識」や「キャッシュレスサービスの上手な使い方」など実社会に即した金融の仕組みを、スライドや対話、ワークを通して学ぶ。また、新しい学習指導要領で重視されている「アクティブ・ラーニング」の視点を取り入れ、スライドを使った講義や個人ワークだけでなく、グループワークを通して、暮らしや生き方に関する他者の価値観を学び、より豊かな生活やより良い社会づくりに向けて思考力を養う教育を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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