2020年3月27日18:41
イオンと愛媛県松山市は、より緊密な連携を図り、地域の課題に迅速かつ適切に対応することで、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を図るべく、 2020年3月27日に「地域活性化包括連携協定」を締結したと発表した。
同協定に基づき、松山市とイオンは、「市政情報の発信」、「高齢者・子育て支援・教育振興」、「健康増進」、「地域の安全・安心の確保」に関することなど、 計10項目にわたる幅広い分野においてより緊密な連携を図っていくという。
同協定の取り組みの一環として、イオンは3月28日よりご当地WAONカード「いで湯と城と文学のまち松山WAON」を発行する。カードの表面には、「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する「松山城」をデザインしている。裏面には、日本最古と言われる「道後温泉本館」や新たな温泉施設「道後温泉別館飛鳥乃湯泉」、 松山を代表する俳人「正岡子規」を通して松山の歴史や文学の理解を深めることができる「子規記念博物館」などを紹介している。
同カードは、中四国エリアの総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」、 愛媛県の「マックスバリュ」、 「マルナカ」等にて販売を開始し、 その後順次拡大する。また、 松山城ロープウェイ駅舎1階でも販売を開始する。
なお、「ご当地WAON」は、イオンの電子マネー「WAON」の一種で、地域社会に貢献するという企業理念に基づき、2009年に発行を開始した。「いで湯と城と文学のまち松山WAON」カードを全国約67万6,000カ所のWAON加盟店で利用すると、その支払い金額の一部をイオンが松山市に寄付し、松山の観光や文化の振興に役立ててもらう。
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ペイメントナビ編集部
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