2020年5月19日9:15
福岡地所グループのエフ・ジェイエンターテインメントワークスは、LINE Fukuokaおよびオルターブースとともに、同社が運営する木の葉モール橋本において、2020年5月18日から、フードコート内飲食店の注文・決済・呼出通知専用のLINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」の一般利用を開始すると発表した。
同取り組みは弊社とオルターブースにて開発したサービスをフードコート注文・決済・呼出通知専用のLINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」および「LINE Pay」に連携させた仕組みとなる。飲食店での注文から決済、調理完了の通知までを「LINE」トークルーム上で完結できる機能だ。新たにアプリをダウンロードする必要なく、LINE公式アカウント「木の葉・LINEでオーダー」を友だち追加するだけで、トークルーム画面上で好きなメニューを注文でき、「LINE Pay」を使って決済を済ませ、トークルームに調理完了の呼出通知が届き次第受け取りに行くだけで食事ができる。
テイクアウトの注文・決済・呼出通知機能も搭載しているため、受け取り時のみの最低限の接触でフードコートメニューをお持ち帰りすることが可能だ(一部対象外メニューあり)。
同取り組みは2019年8月よりLINE Fukuokaおよびオルターブースとともに、館内従業員を対象に実証実験を続けていたという。実証実験では、「混雑緩和・待ち時間の効率化」「フードコートを敬遠されている層の取り込み」を導入の目的として、システムの利便性・使いやすさ・改善点などを中心に確認を行ってきた。
木の葉モール橋本は福岡市西エリアの人口約56万人超が居住している商圏にて、ファミリー層や子育て中の女性のお客様を中心に年間約601万人(2019年4月~2020年3月)が来場する商業施設となる。「木の葉モール橋本LINE公式アカウント(施設公式アカウント)」友だち数は約4万5,000名(2020年5月現在)まで増えており、施設公式アカウントからも「木の葉・LINEでオーダー」専用アカウントへ誘導でき、利用促進しやすいという。店舗側にとっても、注文・会計が終わっているため、調理に集中でき作業効率を上げることも期待できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト