「ダイナースクラブカード」にMastercardブランドを付帯した「コンパニオンカード」の特徴は?

2020年5月21日8:00

三井住友トラストクラブは、「ダイナースクラブカード」と「TRUST CLUBカード(Mastercard/Visa)」を提供している。2019年7月からは、新サービスとしてMastercard(マスターカード)ブランドを付帯した「ダイナースクラブ コンパニオンカード」の提供を開始した。これにより、2つの世界的な国際ブランドを併せ持つカードが国内で登場している。同社カードの魅力について、三井住友トラストクラブに紹介してもらった。

ダイナースクラブは2020年に日本で60周年

―—まずは、現在のダイナースクラブ様の国内での位置づけについてお聞かせください。
三井住友トラストクラブ:日本初のクレジットカードとして登場したダイナースクラブは2020年、日本における60周年を迎えました。ダイナースクラブの起源である「グルメ」にまつわるさまざまなサービスに加え、「トラベル」・「エンタテイメント」・「ゴルフ」の分野においても、クレジットカードの枠を超え、上質さにこだわったサービスを提供し続けています。また、クラブメンバーとしてお迎えする会員様への揺ぎない信用の証として、ご利用可能枠に一律の制限を設けず、会員お一人様ごとに個別に設定しております。これは他のクレジットカード会社では提供が難しく、ダイナースクラブのステータスの高さを特徴づけているサービスです。

――国内での加盟店の状況についてはいかがでしょうか?
三井住友トラストクラブ:ダイナースクラブカードをご利用いただける加盟店が日々増えていることに加えて、JCBとの提携により、国内で利用できる加盟店が拡大しています。また、Mastercard加盟店でご利用いただける「ダイナースクラブ コンパニオンカード」、「ダイナースクラブ プレミアムコンパニオンカード」を無料で付帯しておりますので、ますます便利になっています。

「コンパニオンカード」を付帯し利便性を飛躍的に高める

――新しいサービス「ダイナースクラブ コンパニオンカード」開始の経緯についてお聞かせください。
三井住友トラストクラブ:2019年7月23日から、「ダイナースクラブカード」、「ダイナースクラブ プレミアムカード」の付加価値を向上させるためにMastercardブランドの付帯カード「コンパニオンカード」の発行を開始しました。このサービスの開始によって、お客様は全世界で気がねなくクレジットカードを利用できるようになり、ダイナースクラブカードの海外における利便性は飛躍的に向上したと考えております。

「ダイナースクラブカード」には「TRUST CLUBプラチナマスターカード」、「ダイナースクラブ プレミアムカード」にはMastercardの最上位「ワールドエリート」グレードである「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を年会費無料で付帯できます(ポイント換算率など、一部のサービス内容が、単体で発行するTRUST CLUB ワールドエリートカード、TRUST CLUB プラチナマスターカードとは異なります)。

「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」サービス。ダイナースクラブ プレミアムカードには、 Mastercardの最上位「ワールドエリート」のステータスを備えたTRUST CLUB ワールドエリートカードを年会費無料で自動付帯
「ダイナースクラブ コンパニオンカード」サービス。ダイナースクラブカードには、 プラチナカードならではの上質さを纏ったTRUST CLUB プラチナマスターカードを希望に応じて年会費無料で付帯

Mastercardのさまざまな優待が利用可能

――Mastercardブランドのカードの特徴と、同ブランドを付帯することの利用者のメリットについてご紹介ください。
三井住友トラストクラブ:Mastercardブランドの最大の特徴は、世界で最も多くの場所で使えることです(2019 The Nilson Report予測)。また、さまざまな優待が利用できる「Taste of Premium」を用意しています。具体的には、空港手荷物宅配の無料または割引、カーシェアリングサービスが最大3カ月無料となる優待などです(プラチナマスターカード、ワールドエリートカードで利用できる優待が異なります)。

また、世界中のMastercard加盟店でご利用いただけることはもちろんのこと、日本を含む世界100カ国100万カ所以上のホットスポットでインターネットへの接続が可能な「Boingo Wi-Fi」や、事前登録すれば、お手元のコンパニオンカードが会員証となる空港ラウンジサービスの「Lounge Key」(ワールドエリートカードのみ)などの付帯サービスも充実しております。

さらに、「ダイナースクラブ コンパニオンカード」および「ダイナースクラブ プレミアムコンパニオンカード」の利用はダイナースクラブカードに合算されるので、請求も一本化できることでスマートな管理が実現するだけでなく、ポイントも貯まりやすくなります。

請求も一本化、「Apple Pay」にも対応

――「ダイナースクラブ コンパニオンカード」提供開始後の反響についてはいかがでしょうか?
三井住友トラストクラブ:新規入会の際に一緒にお申し込みいただく方もますます増えていますので、会員様にもご満足いただいているのではないかと思っております。特に2枚のカードであるにもかかわらず、請求が一本化でき、スマートな管理が実現すること、ポイントを貯めやすいことは会員様にお喜びいただいている点です。

――モバイル決済の「Apple Pay」にも対応され、QUICPay加盟店で利用可能になりました。
三井住友トラストクラブ:「ダイナースクラブカード」、「TRUST CLUBカード」はともに2020年4月1日からApple Payの対応を開始いたしました。コンパニオンカードも使用可能で、通常のご利用同様、請求が一本化され、ポイントも貯まりやすくなります。

また、「コンパニオンカード」はApple Payに追加いただくと、Mastercardコンタクトレスマークのある海外の店舗で利用できますので、国内だけでなく、海外でも利便性が向上しています。

ユニークで上質なサービスを引き続き提供

――最後に、今後の展開についてお聞かせください。
三井住友トラストクラブ:「コンパニオンカード」のように当社ならではのユニークで上質なサービスを引き続き提供していく予定です。また、コロナ禍の状況下で外出できない際にもちょっと贅沢なお買い物をお楽しみいただけるように、「ダイナースクラブのお取り寄せ」というサービスを4月20日にスタートいたしました。当社が長年協賛しているSAKE COMPETITIONの若手奨励賞受賞蔵の日本酒を特別にご用意したところ、即日完売し、会員様にもお喜びいただきました。

行政においてもようやくアフターコロナの取り組みが活発になってきました。当社も、体験を重視したダイナースクラブらしいサービスをしっかりお届けしていこうと準備を進めていますのでどうぞご期待ください。

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