2020年5月30日9:00
ビジネス書の要約文をアプリで配信する、ITベンチャーのフライヤーは、2020年6月1日から、スマートフォン決済「PayPay」を導入する。
クレジットカードなど、これまでの決済方法に追加することで、サービスの質向上につなげていきたいとしている。既存会員も支払い方法を「PayPay」に変更可能だ。
また、PayPayが6月から開催する、利用者に最大1,000%を還元するキャンペーン「ペイペイジャンボ(オンライン)」にも参加する。同キャンペーンはオンラインストアを対象に実施され、加盟店の商品をPayPay残高で支払うと、抽選で1等(1,500本)に決済金額の10倍、2等(1万5,000本)に同金額の全額を還元する仕組みだ。開催期間は、2020年6月1日~30日までとなる。また同時期開催の「6月はオンラインがお得!最大10%戻ってくるキャンペーン」にも適用されるので、フライヤーをPayPayで支払ったすべての人に、購読料の10%分が還元される。
なお、「フライヤー」には、新刊(掲載書籍の9割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップしている。現在は2,100冊超(2020.4)を掲載しており、17種のカテゴリやキーワード検索で、自分に合った本を探せるそうだ。利用者はビジネスパーソンに加え、最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けているという。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなども提供している。
2019年の会員数は2年前の3倍強(前年比も1.6倍)で、年間の純増数も2年前の約5倍と、近年急拡大しているという。2020年3月には55万人を突破しており、2022年には、120万人超えを目指している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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