2020年8月26日9:00
米国には銀行が主体となって構築したRTPというリアルタイム決済ネットワークがある。しかし、利用額が高く、フィンテックが参画しにくいという制約があった。
キャッシュレスを国家の重要戦略と位置づけるFRBは、フィンテックが自由に参加でき、コストの安い独自リアルタイム決済ネットワーク「FedNOW」の構築を検討していたが、その詳細を発表した。
FedNOWは24時間年中無休のクリアリング機能を備えたリアルタイム銀行間決済サービス。サービス導入に向け、パブリックコメントを募集していたが、寄せられた意見をもとに、サービス詳細を決定した。