大分銀行とフィノバレーと連携して「デジタル商品券発行スキーム」取扱開始(オーイーシー)

2020年10月13日15:07

オーイーシーは、2020年10月13日、大分銀行と、フィノバレーの電子地域通貨プラットフォーム「Money Easy」を活用した、「デジタル商品券 発行スキーム」の取り扱いを開始したと発表した。

デジタル商品券の特徴(オーイーシー)

オーイーシーは、大分県内のITベンダーとして、地域経済の活性化や地域のデジタル化推進およびコロナ禍における販売・流通促進、Withコロナ時代の非接触決済基盤の提供を目的としている。大分銀行とともに、県内のデジタル化推進の一助として、取扱を開始するそうだ。

地域活性化等を目的に発行されてきた「紙媒体によるプレミアム商品券」のデジタル化は、これまでも多くのニーズがあったが、システム構築に時間を要すため、短期間の提供が困難だった。今回、デジタル商品券の発行スキームを準備することで、短期間でデジタル商品券の取り扱いが可能となる。

サービスの特徴として、「地域の店舗での消費」、「キャッシュレスで衛生面や利便性も向上」、「紙の商品券と異なり1円単位でも自由に利用可能」といった、発行体・加盟店・利用者相互のメリットが期待できる。

具体的に、発行体では、応募、申込み、抽選などの一連の作業がアプリでできることから、紙の商品券と比べ大幅な負荷負担軽減につながるという。また、さまざまなチャージ方法(有人窓口・セブン銀行ATM・専用チャージ機)を利用できる。さらに、短期間で始めることができるため、地域イベントなどにも活用できる。

加盟店にとっては、二次元コードを店頭に掲示するだけで準備が完了するため、初期投資がかからない。また、利用者がスマホアプリで購入すると、売上分のコインが即時に各加盟店様に計上される。さらに、売上分のコインを銀行口座へ自動入金するシステムが利用できる。

利用者にとっては、チャージすることで、スマホアプリにコインが計上される。加盟店の二次元コードを読み取ることで、コインから1円単位で利用可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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