2020年10月22日21:43
クックパッドは、生鮮食品ECプラットフォーム「クックパッドマート」において、商品の受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を設置する小売事業者と連携して、日用品や飲料など生鮮食品以外の商品の取り扱いを、2020年10月21日より開始したと発表した。
同連携により、対象店舗を受け取り場所に設定した利用者は、すでに取り扱っている生鮮食品に加えて各店舗が販売する日用品や飲料などをクックパッドマートアプリから購入できるようになる。また各店舗から半径3km圏内への宅配サービス(有料)の利用も可能だ。
第一弾として、2020年10月21日からツルハの運営する「ツルハドラッグ 柿の木坂店」「ツルハドラッグ 目黒中根店」「ツルハドラッグ 西糀谷店」、2020年10月22日からココカラファインの運営する「ココカラファイン 中延店」にて連携を開始した。連携する小売事業者と対象店舗は順次拡大を予定している。
小売事業者は、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を店舗へ導入することで、システム開発や維持メンテナンス不要で、クックパッドマート利用者に向けた自社商品の販売が可能になる。仕入れや管理に大きなコストのかかる生鮮食品を取り扱う必要なく、生鮮食品とのあわせ買い提案ができるため、既存顧客に対しても来店頻度の向上が見込めるという。店頭での商品受け取りに加えて、店舗から3km圏内への宅配サービスも提供することにより、商圏を広げることも可能だ。
また、アプリによる事前決済、レジ待ちのない商品受け取り、宅配サービスなど「新しい生活様式」に対応した買い物手段の提供により、混雑を避けて買い物したい方への利用促進も期待できるとしている。
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ペイメントナビ編集部
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