2011年2月17日11:35
富士通は2011年2月15日、イオンマーケティングが2010年10月に開始した「イオンかざすクーポン」のICTインフラに富士通のクラウドサービスを提供していると発表した。
イオンかざすクーポンは、レジの専用端末におサイフケータイをかざすだけで割引クーポンなどを利用できるサービスである。2010年10月27日から、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のジャスコなど47店舗で運用を開始している。イオンかざすクーポンは、顧客が、商品を購入する際に、店頭のレジの専用端末に、おサイフケータイをかざすだけで、割引クーポンなどを利用できるサービスとなっている。
イオンマーケティングは、イオンかざすクーポンのICTインフラに富士通のクラウドサービスを採用することで、顧客の利用状況や新サービスの展開に応じて、柔軟にインフラを増強することが可能になるという。これにより、利用者数や利用量の予測が難しい同サービスについても、あらかじめ、ピーク時を考慮したICTリソースを整備することなく、コストをおさえてタイムリーにスタートさせることが可能になった。