2011年7月1日12:19
四国でドラッグストア「mac」を運営する大屋と共通ポイントサービス「Tポイント」および「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、2011年9月15日から、mac全37店舗でTポイントサービスを導入すると発表した。大屋では、9月1日から高知県のmac全7店舗で先行してTポイントサービスを開始する。なお、今回の取り組みは、四国のドラッグストアチェーンで初のTポイントサービス導入となる。
大屋は、1999年から四国内でmacを展開。現在は、約39万人の会員へmacポイントを提供している。また、1988年にはTSUTAYAにフランチャイズ加盟し、現在グループで運営している全7店舗のTSUTAYAでTポイントを提供している。
大屋は従来のmacポイントからTポイントへ完全切り換えを行うことで、macとTSUTAYA、また四国内の983店舗のTポイント参加店舗のどこでも利用できるポイントサービスの提供が可能となる。CCCとの提携により、mac ポイント付与は9月14日、macポイント使用は2012年6月30日で終了する。
Tポイント付与レートは、200円(税抜)につき1ポイント。なお、macカードのmacポイント1ポイントは、Tポイント1ポイントへ移行できる。
大屋では今後、会員のマーケティングデータなどを利用した新たなレコメンド施策などを行うことで、既存会員の利用拡大を図るとともに、新規顧客向けの来店販促施策などを実施することで、四国の人口の33.7%にあたる136万人のTカード会員のmacへの送客を期待している。