2012年5月10日11:06
ウェブインパクトは、2012年5月10日、NFCの技術を利用したスタンプカードシステムである「スマPON」のサービスを開始したと発表した。
利用者は、Suica等をはじめとするカード類およびおサイフケータイを、「スマPON」アプリをダウンロードしたNFC対応スマートフォンにタッチするだけで、スタンプカードが作成できる。これにより、今まで、財布を厚くするため避けられていた紙のスタンプカードを配布する必要がなくなり、店舗への再来店促進につながるとウェブインパクトでは発表している。同システムは、これまでの紙のスタンプカードと同時並行的な導入も可能だ。
スマPONは、スタンプカードの新規作成、スタンプカード機能(カードを画面にタッチするだけでスタンプを付与する機能)は無料で提供する。
一方、Wi-Fiや3Gなどによる通信機能を利用して、インターネット上のサーバに顧客情報のバックアップを取る機能に加え、無料では1,000人までとされていた上限を撤廃する機能、その他管理機能などを利用する場合は、月額3,000円の利用料がかかるという。